清荒神の参道でせんべいを焼き続けて35年。宝玉堂 主人 山下 繁。中学卒業後、京都のせんべい屋で見習でスタート。当時、京都にはせんべい屋が多く、腕のいい職人はひっぱりだこでした。一人前になるまで三年。数店を渡り歩き、せんべい焼きの修行を続け、十二年目、京都の稲荷大社の参道にあるせんべい屋で初めて人前で焼いた。「おいしかったわ」と言う返事が無性にうれしくて忘れられず、店を持つときは、人前で焼く店にしようと堅く心にきめ、清荒神参道に開業。「せんべいの命は、風味と香ばしさ」「じっくり焼いてやると風味が残る。香ばしさはこげ加減。 手作りじゃないとでけへん」コテに油をひきメリケン粉や卵、砂糖、ふくらし粉をこねて、一晩寝かした生地を絞り出し、豆を振りかけ、火にかける数本のコテを巧みに操り、焼きつづける。毎日、同じように作る生地も、焼き上がりの色・つや・ふくれ具合が変わる。気温や温度が微妙に影響するので火加減が勝負。お店にはご主人とおかみさんがみなさんのご来店をお待ちしています。
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